母体の異常による流産予防に効果的な葉酸

日本国内では、10年以上前より一部の食品への葉酸の添加を義務付けた欧米諸国に比べて、葉酸不足による無脳症や二分脊椎症などの神経管閉塞症の胎児の数が出生率に対して増加傾向にある調査報告を踏まえ、厚生労働省では出産を希望する女性に対してこの栄養素の必要性を遅まきながら注意喚起し、サプリメントなどの栄養補助食品による摂取を推奨しています。
その為、現在では様々な企業からこの栄養素の栄養補助食品が市販化され、様々な口コミがインターネット上に氾濫していますが、この栄養素の成分や効果、製造方法、危険性など生まれ来る子供の為だけでは無く、自分の為にも良く知っておく必要があります。
この栄養素は、造血ビタミンやビタミンB9、プテロイルグルタミン酸と呼ばれる事があり、胎児の先天性の奇形症の発症リスクを軽減するだけでは無く、流産予防や妊娠中毒症、受精卵の着床率の改善、子宮復古促進、悪性の貧血改善及び予防など母体や胎児及び新生児に対して有益な効能が数多く期待出来ます。
造血ビタミンとも呼ばれるこの栄養素は、ビタミンB12共に赤血球の生合成や子宮内膜などの細胞の増殖に必要不可欠な核酸の生成を促進する作用があります。
その作用により、子宮内膜の細胞の増殖を促進し子宮内膜の細胞へ栄養を届ける血流を増加させる事で子宮内膜を肥厚させ、受精卵の着床率を高めてくれます。
受精卵着床後は、子宮内では胎児に栄養を供給する胎盤が形成されますが、宮内膜の肥厚を促進させる性腺刺激ホルモンゴナドトロンピンや黄体ホルモンプロゲステロンのホルモンバランスを整える作用により、子宮内での胎盤形成を促進し正常な胎児の成長を補助し死産を予防します。
又、子宮の状態が良好に維持する作用により、子宮出口の筋肉の緩みによる流産を予防します。
流産の原因のは、胎児の染色体異常や先天性異常による自然淘汰とも言われる事もありますが、葉酸の摂取は母体の異常による流産の予防には非常に効果があります。